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摂南大学とL-RAD連携に関する協定を締結

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株式会社リバネス(本社:東京都新宿区/代表取締役社長CCO:井上 浄)は、摂南大学(本部:大阪府寝屋川市池田中町/学長:久保 康之 氏)と、研究者が持つ技術開発等の未活用の研究アイデアを集積するプラットフォームL-RAD( https://l-rad.net/ )の積極的利用に向けた協定に調印しました。

 

L-RADを通じて未活用の研究アイデアを起点とした、研究者と企業とのコミュニケーションを加速することで、新たな研究プロジェクトの創出を目指します。

 

今後、株式会社リバネスは摂南大学において、同大学に所属する研究者に対してL-RADの仕組みや利用方法に関する説明会を実施するなど、積極的な利用を働きかける活動を開始します。

 

【協定を締結した大学】

摂南大学

 

左)摂南大学 学長 久保 康之 氏
右)株式会社リバネス 関西開発事業本部 部長  藤田 大悟

 

【摂南大学 久保 康之 学長のコメント】

摂南大学は、1975年に工学部のみの単科大学として開学し、開学準備時から総合大学への発展を視野に入れ、「バランスのとれた大学、より高度な水準への教育・研究環境の充実」を目指して、学部の増設や大学院の開設に努め、現在では9学部17学科、大学院6研究科10専攻を有し、進化を続けています。
本学における先進的な研究成果の社会実装に向けては、企業との連携が不可欠です。L-RADの活用により生まれた協働関係によりイノベーションが創出され、社会への貢献が実現されることを期待しています。
L-RADの利用協定締結は、競争的な環境にある大学や現代の研究者のニーズを的確に捉えたプラットフォームであり、企業にとっても大学とのオープンイノベーションを促進する意欲的で斬新な取り組みです。本学はこの仕組みを有効に活用し、社会課題の解決に向けた学術研究を強力に推進していきます。

 

リバネスでは、今後も大学等研究機関との連携を強化し、研究者の外部研究資金の獲得と研究推進、また企業が従来よりも早い段階で研究者と繋がりを持って共同研究を開始し、競争力を獲得できるようL-RADプラットフォームの拡充してまいります。

 

■L-RADとは ウェブサイト: https://l-rad.net/

科研費を代表とする各省庁が実施する公的な各種競争的研究資金では、主に大学等研究機関の有識者らによって審査され、採択・不採択が決定しています。採択基準は学術的に重要性が高いことが主であり、不採択となったアイデアの中には産業応用的な視点で再評価することで企業にとって有用なアイデアが含まれている可能性があります。それら不採択となってしまい、検証が進んでいない研究アイデアを検索・閲覧することができる世界初のオープンイノベーションプラットフォームがL-RADです。2020年3月には文部科学省の「研究支援サービス・パートナーシップ認定制度」に認定されました。

 

本件に関する問い合わせ:株式会社リバネス 川名、井上、伊地知([email protected]